【シーン別】声かけのポイントを紹介!
シーン別に声かけのポイントを紹介していきます。その時の状況に応じて、最適な声かけができるように準備しておきましょう。リハビリをする患者に声かけをする際は、モチベーションアップを狙って積極的に褒めるようにしてください。視覚障害の患者には曖昧な表現は使わず、丁寧に説明することが大切です。認知症の患者に声かけをする際は、相手の気持ちを理解することを忘れてはいけませんよ。注射・採血の際は、患者の不安を和らげることに意識を向けてください。
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【リハビリ】患者のモチベーションアップがカギ
リハビリに対して前向きに取り組んでもらえるよう、声かけをする際は積極的に褒めるようにしましょう。褒めることでモチベーションアップにつながりますよ。その際は、患者の動作をよく見て具体的に褒めてください。患者にとって目標となるような声かけをするとより効果的です。顔色や表情、振る舞いに注目し、細かいところも見逃さないようにしてくださいね。目標に向かって一緒に頑張ってくれる看護師がいるおかげで、患者は前向きに取り組めます。
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【認知症】相手の気持ちを理解する
アルツハイマー型認知症になると、何度も同じことを聞くようになります。短期記憶が苦手になったことに対する不安から、「ちゃんと覚えなきゃ」と思い繰り返し同じことを聞くんですね。認知症の患者は常に不安を抱えながらコミュニケーションを取っているので、その思いを理解して寄り添いながら声かけをしていきましょう。情報の伝え方を工夫すれば、記憶に定着させやすくすることも可能ですよ。認知症の人は普段どんな世界を見ているのかを理解できれば、自ずと声かけの方法も分かってくるはずです。
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【視覚障害】情報の伝え方に配慮して
視覚障害の程度は人によって異なります。視力が低いだけでなく、色の判別や視野の広さに問題があるケースも少なくありません。患者の状態に応じて、臨機応変に声かけをしていきましょう。声かけをする際は、いきなり話しかけるのではなく、自分を認識してもらってからゆっくり話しかけてくださいね。抽象的な表現は避け、正確に情報を伝えてください。一度に多くの情報を伝えるのではなく、きちんと段階的に説明することが大切ですよ。
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【注射・採血】患者の不安を和らげる
注射・採血が苦手な人は多いです。そのため、看護師は丁寧に声かけをして、患者の不安を取り除いてあげてください。動作ごとに声かけをして、確認事項も都度聞いていきます。特に大変なのは、子どもに注射をする時ですね。ほとんどの子どもが注射を嫌っているので、安心して注射を受けてもらえるように工夫しましょう。ある程度話を理解できる年齢の子どもには、きちんと説明してあげます。子どもが納得して、不安なく注射を受けられるようサポートすることが大切ですよ。
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【認知症】相手の気持ちを理解する
認知症の患者がどんな気持ちでコミュニケーションを取っているのかを理解することで、正しい声かけの方法が見えてきます。不安を抱えている患者の気持ちを汲み取って、相手に寄り添いながら声かけをしていきましょうね。
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【リハビリ】患者のモチベーションアップがカギ
患者にとってリハビリは辛い作業です。そのため、ネガティブな気持ちで取り組んでいる人も少なくありません。そこで大切なのが、看護師が積極的に褒めてあげることです。褒めることで、モチベーションアップにつながりますよ。